路地へ

旧市街に寄り道したら、チョコショウが始まっていた。もう先週から白いテントが街の中心に幾つも建てられて、準備が着々と進んでいたのだ。そうして多分ボローニャの沢山の人がこれを楽しみにしていたのではないかと思う。毎年この時期に開かれるもののテントが建つ場所は毎回違って、昨年はPiazza Maggiore の真ん中に大きなテントが張られていた。その中に幾つもの店が詰め込まれたようにして並んでいたので大変な混雑であった。私のような混雑が嫌いな人は、やれやれと溜息をつきながら1分も経たぬうちにテントから脱出するしかなかった。それはそれで賑わった雰囲気が味わえるものの、やはり少々度が過ぎて混雑していた。主催者も考えたのか、今年は旧市街に点在させて混雑を避ける工夫がなされていた。週末でないせいか人は疎ら。それとも急に寒くなって人々が家に閉じ篭ってしまったのかもしれない。何にしても本番は金曜日からの週末の3日間で、雨さえ降らなければ大賑わいになるだろう。そんなテントを背に私の関心は常に路地の方へと。少しずつクリスマスのイルミネーションが施されていくボローニャの街。もう少ししたら光の波が押し寄せる。寒ければ寒いほど美しく見えるのは本当に不思議。そんなことを思いながら既に日没時を過ぎたボローニャの街を歩き続けた。

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コメント

No title

路地裏でも、綺麗にクリスマスの飾りをしているんですね。実にひっそりと控えめに美しい。そんなめったに使わない言葉が似合うと思います。こちら、香港も、ショーウィンドーからクリスマスムードがぐんぐんと伝わってきます。こちらは、どちらかというと、積極的に堂々とした美しさといったところでしょうか。

2010/11/25 (Thu) 16:46 | hkmonkey #79D/WHSg | URL | 編集
No title

hkmonkey さん、こんにちは。この季節にボローニャの町を歩いていると時々驚きます。路地でもマイナーな道でも其処を通る人達が楽しめるようにと配慮されているからです。地味ではありますが、それがまたボローニャらしいかな、なんて思いながら歩くわけです。積極的な美しさという香港をこの季節に一度訪れてみたいです。きっと光の洪水なのかもしれない、と想像しています。

2010/11/25 (Thu) 23:40 | yspringmind #79D/WHSg | URL | 編集

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