視線

新しい一週間が始まった。忙しく天気が変わり寒いのか暖かいのかよく分からない、そんなボローニャの1日。雨が降ったかと思えば急に晴れ渡り、そうかと思えば黒い雲が空を覆う。昨年の今頃はどうだっただろうか、と思い出そうとしても思い出せない。けれども5月の中旬だから多分気持ちの良い毎日だったのではないか、と思う。少なくとも私にとって5月とは、そんな素敵な月なのだ。私にとって5月とは、9月と同じくらい素敵な気分になる月なのである。つまらないことがあっても、5月の町を歩いていると楽しい気分になる。どうして皆こんなに薄着なのか、と驚くこともある。スカーフを首にぐるぐる巻きつけている私のような人にとっては、この季節にポルティコの下を半袖にカラータイツを履いているとはいえショートパンツで颯爽と歩く若い女性に脱帽だ。彼女に視線が釘付けなのは世間の男性ばかりでない。私のような寒がりさんやこんなに足を潔く出す勇気のない女性達だって彼女の肢体に釘付けだ。そんな視線を壊すかのようにピューッと走り抜けた自転車が二台。我に返ってまたそれぞれのお喋りを始めた。

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2010/05/11 (Tue) 03:41 | # | | 編集
No title

鍵コメさん、カレンダーにそんなことが書いてあるなんて面白いですね。でも本当にそうですね。日本の5月を思い出しながら、うんうん、と頷きました。9月はなにか心を擽る月だと思いませんか。私の9月はいい思い出が沢山詰まっています。
鍵コメさんが楽しめるようにボローニャの楽しい風景沢山載せますからね。

2010/05/12 (Wed) 23:05 | yspringmind #79D/WHSg | URL | 編集

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