歩く道

旧市街には車の進入禁止の道があって、だから道の真ん中を堂々と歩けると思っていたら後ろから車にクラクションを鳴らされて驚いたことがある。不思議だ。何故なら道の入り口の真ん中に背丈は1メートルにも満たないがごつい鉄製の柱が設置されていて車が進入出来ないようになっているのに。と思っていたら進入許可のある車もあって、つまりはこの界隈に暮らしている住人とかなのだけど、道の脇にある機械にカードみたいなものを差し込むとごつい鉄の柱がするすると道の中に吸い込まれていき、車で進入できる仕組みであることが判った。もう随分前のことだ。この場面に遭遇した時の興奮と言ったら。それから私は車の進入禁止の道も気をつけて歩くようになった。先日こんな道を見つけた。流石にこの道には車は入ってこないだろう。何の表示もないけれど、ひょっとしたら私道なのかもしれない。そう思って眺めていたら意外と通行人は多くて誰でも自由に歩いて良いことが分かった。何も特別見るものはない、しかし前後から来る車を気にせずに歩けるのは案外よいものだ。大きな道から平行に走る大きな道への抜け道的存在。ボローニャにはまだまだ知らない道が沢山ある。

コメント

No title

イタリアに限らず、欧州の国々は道のすべてに名前があるそうですね。
日本ですと公式な名前のない道もあります。いや、ほとんどがそうなのではないかと思います。
でも、京都はすべての道にちゃんと名前が付いていますね。京都に妙にヨーロッパ的なものを感じるのはこのせいかなと邪推したり・・・・。


2010/03/06 (Sat) 02:28 | ひろぽん #79D/WHSg | URL | 編集
No title

ひろぽんさん、どの道にも名前が付いているのは欧羅巴だけに限らずアメリカやカナダも同じです。アジアの国はどうなのでしょう。よくイタリア人が日本へビジネスや旅行で行って困るのは住所を手掛かりに目的地を探すことだと聞きますが、確かに難しいでしょうね。道に名前があるのに慣れてしまった今はそれが当たり前のように感じますが、日本に居た頃は名前のない道が当たり前だったのだから習慣とは面白いですね。

2010/03/07 (Sun) 01:21 | yspringmind #79D/WHSg | URL | 編集

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