赤い群れ

今日は祝日、Epifania という名の祝日だ。私ときたら10日間の冬休みを終えて2日仕事をしただけなのに酷く疲れたらしい。多分緊張のようなもの。新しい年で気合がやたら入っていたからなのかもしれなかった。祝日を良いことに朝寝を楽しみ、おかげで疲れはすっかり取れた。昨日一日中降り続けた雪は止んでいた。夜遅くまで除雪車が頑張ってくれたのだろう、道に雪のかけらひとつ無く、まるで何もなかったかように車が行き交っていた。空は明るく正午になる頃には光が射して、気温も上がり始めた。何の予定もない祝日。多分私には必要だった。午後4時を回った頃、相棒の誘いで外に出た。アペニン山脈へ行く途中の村にあるバールでカップチーノでも頂こうではないか。と、そんな誘いだった。私が暮らすピアノーロからアペニン山脈は驚くほど近く、車を30分も走らせぬうちに標高800mに辿り着く。そしてもう少し行けばあっという間に1000mの高さだ。山は良い。しかし冬は寒くて堪らない、というのがここピアノーロに住むようになって感じたことだ。ピアノーロは山ではない。標高にして僅か200m。丘の町と呼ぶのが正しいだろう。その丘の町ですら寒くて堪らないのだから、これ以上高い場所に住むのは無理というものだった。さて、車をぐんぐんと走らせると、真っ白な、無垢の雪が横たわっていた。空には赤く燃えるような雲の群れ。明日も天気になるらしい。

コメント

No title

こんにちは。
この写真、上下さかさまに見ると、夕日の雲海の上に海(宇宙)が広がり、地球との間の白い層にひびが入って少しずつ浸みこんできているような風景にも見えますね(私だけでしょうか・笑)
私の日本に家は正に平地の真ん中にあるので、日常会話に山が出てくることはありませんので、相棒さんとの会話が少し羨ましいです。
本年もよろしくお願いします。

2010/01/07 (Thu) 10:44 | Via Valdossla #79D/WHSg | URL | 編集
No title

スミマセン自分の名前間違えました(新年早々訂正です)。
Valdossla⇒Valdossola

2010/01/07 (Thu) 10:46 | Via Valdossola #79D/WHSg | URL | 編集
No title

Via Valdossola さん、こんばんは。成る程。そう言われて見ればそんな風にも見えますね。私の今までも人生は不思議なことに海よりも山に縁があり、だから海よりも山に行くことの方が断然多いのです。勿論こんなに山を身近に感じるようになったのはボローニャに暮らし始めてのことですが、それにしてもアメリカでは海のある町に暮らしながら山にばかり行っていたということは、やはり山が好きなのかもしれませんね。
と言いながら内心は“海の見えるバールにアペリティーヴォでもしに行こうよ” なんて言葉に憧れるのですけどね。
今年もお付き合いお願いします。

2010/01/08 (Fri) 00:42 | yspringmind #79D/WHSg | URL | 編集

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