via altabella のカフェ

via altabella を歩いたのは久し振りだった。この通りには一軒好きなカフェがあり、そしてその隣の隣に好きな店があるのでひと頃ここばかり歩いていたが、いつの間にか足が向かなくなった。カフェの前にはテーブル席が並んでいて、いつも人で賑わっていたのはもう何ヶ月も前のこと。テーブルはこの冬空の下にも並んでいるが、ここに座る人は誰も居ない。店の中は、と覗いてみるといつものように一種独特の洒落た客層で賑わっていた。この店が好きだ。店に置いてあるワインの選択も興味深いし、店員の感じもよい。でも一番気に入っているのはこの客層、この店に集まる人達の雰囲気だ。私にはもうひとつ気に入りの、とても入りやすい店があって女友達とは其処にばかり行くのだ。ところが最近若い子達、大学生にもならない、つまり高校生程の子供達に占領されているのを見て少々興ざめしてしまった。客質は大切だ。単に誰でもいいから来てくれればよい、儲かればよい訳ではない、と思う。店側が客人に与える雰囲気や質が勿論一番大切だけど、集まる客人の質もまた大切だと思うのだ。特にカフェなどという場所は。と、言っているうちに気が付いた。このカフェは私がアメリカに暮らしていた頃毎日通ったカフェに似ているのだ。店の構えも店員も違うけど、集まる客の雰囲気がまさに其れなのだ。ああ、そうか。そうなのか。そんな簡単なことに初めて気づいて、急に嬉しくなった。近いうちに女友達をここに誘ってみよう。気に入って貰えると良いけれど。

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