夏の終わり

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少し前から気付いていたこと。日が暮れるのが早くなったこと。夕方家に帰ってきて、のんびりして、夕食を準備して、遅い夕食になったとしても、それでも明るかった夏の空。今日は寄り道せずに家に帰ってきたと言うのに、じきに空が暗くなり始めて、もう夏ではないのだよ、と涼しい空気が私に語り掛けているようだった。後から帰って来た相棒も、日が暮れるのが早くなったと言ったけれど、案外どこの家の人達も同じようなことを感じているのかもしれない。

日比谷界隈を歩くのが好きだった。もう随分昔のことだ。まるで私の心を読んだかのように、友人がその辺りで待ち合わせしようと言ったときには、小躍りしたものだ。しかし私が覚えている日比谷界隈はなく、私は新しい大きな水槽の中の小魚のような気分になった。新しい街。ボローニャには、こうした様子はない。こうした新しい街並みはない。まるで異国人のような気分になり、年月の流れを感じたものである。それにしても、どうして女友達とのお喋りは楽しいのだろう。女同士と言うだけで、楽しくなる。帰って来たばかりなのに、日本のことを思う。会ったばかりだと言うのに、また会ってお喋りしたくなる。

明日はもう金曜日。こんな有難いことはない。未だに時差ぼけを引きずっている、ような気がする。いつもより長くかかっていることが、私を少しながらも落ち込ませるのである。




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