素敵見つけた

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散歩中に見つけた素敵。美しい木の葉が私の心を射止めて離さなかった。こんな上の方を見て歩く人は少ないのか、この木の下で足を止める人は居ない。そういえば、もう12年ほど前に郊外の散歩道を歩きながら、素敵な木の葉だ、素敵な枝だと喜ぶ私に知人が目を丸くした。知人はその街に住んでいて、幾度もこの木の下を歩いていたのに、一度だってそれに気が付いたことはなかったらしい。だって上の方など見て歩かないもの。だって歩いている時は前だけ見ているのだから。知人がそう言うので私は驚いてしまった。私は歩いている時に前だけを見ていることはあまりない。前のことを気にしながらも何時だって色んなところに視線が向いている。足元の時もあれば回廊の天井や空の時もある。通りすがりの店のウィンドウの時もあれば、すれ違う人々の装いや表情の時もある。だから頭の中が色んなことで一杯になってしまうが、それが私の収穫なのだ。眺めることや観察するのが好きな私は、前だけ見て歩くなんてことは到底できないのだ。この美しい葉はがはらりはらりと落ちるまでに、もう一度、散歩に来ようと思うけど、何時まで待って貰えるだろうか。今年のボローニャの秋は日本の秋に似ている、ような気がする。ゆっくりと通り過ぎる秋。私の目を楽しませる秋。秋がこんなに好きだなんて、知らなかったなあ。




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