週末は平日の倍の速さで過ぎていく

DSC_0061 small


日暮れが驚くほど早くなった。16時半を回る頃には、もう空が暗い。毎年のことながら、しかし何年経ってもこの時期の日暮れの憂鬱に慣れることは無い。もうひと月の辛抱だよ、と相棒が言う。確かに、ひと月後は冬至だから、それを超えればまた日が長くなっていく。けれどもそのひと月が、私には一生ほど長く思える。月の光が好きだと言いながら、私は太陽の光も大好きなのだ。

昼頃、相棒とピアノーロに暮らす姑を訪ねるために外に出たら、隣に暮らす住人達、と言うのは行きつけのバールの店主夫婦なのだが、彼らが帰ってきたところに出くわした。上階に暮らす家族同様、彼らもとても感じの良い人達で、唯一困っているのは彼らのチワワが私たちを見ると酷く興奮することである。チワワに酷く吠えられると、何か、こっぴどく叱られているような気分になるのだ。案の定、私達は今日も猛烈に吠えられて、少々情けない気分になった。店主が車から降りて言う。僕はこれから15日間ほどひどく忙しいんだけど、それが過ぎたらみんなで肉を食べないかい? みんなで肉。他にもっと違う言い方があっても良いかと思うけれど、大変わかり易くていいと思った。私は知っているのだ、彼らは肉が大好きなのだ。私たちは、それはいい案だ、と“12月初旬に一緒に肉を食べること”に同意して別れた。12月。何ていい響きなのだろう。自分が生まれた11月よりも、12月と言う響きが好きだ。それは多分、クリスマスに大きく関係していて、かなり大きな確率でクリスマスツリーと結びついていると思われる。子供みたいだと言われても構わない。私はクリスマスが大好きだ。特別なことは無くてもいい。贈り物だっていらない。私は居間の隅っこに、美しい灯りに覆われたクリスマスツリーがあるだけで、この上ない喜びを感じるのだ。住む家がる幸せ。健康の喜び。クリスマスの時期になるといつもそんなことを感じるのである。
街を歩く人達も同じだろうか。早くもクリスマスのライトで美しく飾られたポルティコの下を歩く人達。

明日はもう月曜日。週末は平日の倍の速さで過ぎていく。また一週間頑張ってみようか。


人気ブログランキングへ 

コメント

すごい素のままの飾り付けですね。こんなのもいいですね。静かに時が過ぎそう。
相棒さんやさしいですね。でも、太陽の光が熱がほしくなるのもよくわかる。頭の真上に太陽がほしいときあります。
肉を食べよう、おもしろい呼びかけですね。

2014/11/24 (Mon) 15:38 | つばめ #- | URL | 編集
Re: タイトルなし

つばめさん、ボローニャ旧市街にはもっと仰々しいものもあるのですが、この通りはシンプルで私は大変気に入りました。通りによって飾り付けが違うので、クリスマス前の夕方から晩にかけては街歩きが楽しいのです。もっともすごい寒さなのですが。
肉を食べよう、なんてあまり人は言いません。あ、でも魚を食べようって言い方は案外沢山の人が使うみたいですよ。

2014/11/24 (Mon) 19:39 | yspringmind #- | URL | 編集

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する