連休を前にして

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金曜日の仕事を無事に終えて、ついに復活祭の週末となった。土曜日、復活祭が日曜日、そして復活祭の翌日の月曜日が祝日でイタリアは3連休。これを利用して遠くに足を延ばす人も沢山いるだろう。復活祭は移動型祝日。毎年違う時期に当たるくせに私が覚えている限りいつも雨降り。もっとも南の方では初夏のような天気で海辺で寛ぐ人々の映像をテレビを通じて眺めたりするが、ボローニャ辺りは大抵雨が降って肌寒い。どうやら今年もそうらしいよ、と知人に言うと当然さと言葉が返ってくる。この辺の人はみんな、ちゃんと心得ているのだ。それにしても寒いのだ。イタリアと言う国は妙な国で、町ごとに何時から何時まで暖房を使用してよいかが決められているのだ。ボローニャでは11月15日から4月15日まで。ただ、昨年の秋は急に寒くなったので確か11月8日くらいに解禁になった筈だ。それでここ数日寒いので使用禁止になる日が少し伸びるのではないかと期待したが、すっぱりと禁止になった。昼間は何とかいけるが、朝晩は5度や8度に下がるので、暖房なしは家の中とてちょっと寒い。寒い寒いと連呼するが、それで暖房がつくでもなし、体が温まるでもなし。おかげで家の中なのに妙に厚着の私たち夫婦である。

道を歩いていたら犬に吠えられた。見回したが犬の姿が無い。と、犬は物陰に隠れていて、それは小さなチワワだった。私は昔から思っていたのだけど、チワワに吠えられるほど情けない気分になることはない。何しろ相手は小さな小さな犬である。そんなに猛烈に吠えなくたってよいではないかと思うけど、それは大変な剣幕である。大抵犬と相性の良い私だ。いったい私の何が気に食わないのだろう。と知恵を絞って考えてみるが、思い当たる節はない。それで腰をかがめて手を差し伸べてみたら、物陰からトコトコと出てきて小さな頭を差し伸べた。どうやら頭を撫でて欲しいらしい。なーんだ、そうだったのかと言いながら頭を優しく撫でる。犬とは何て愛らしい生き物なのだろう。そうして家の手前に来ると隣の建物に住んでいる大きな猫が急いで寄って来たので、猫の頭を撫でてあげた。猫は敏感に犬の匂いを嗅いだらしく一瞬嫌な顔をしたが、撫でて貰うのは嬉しいらしく喉をごろごろ鳴らして喜んだ。猫もまた、全く可愛い生き物である。犬や猫もまた、私たち人間を愛すべき生き物と思っているのかもしれない。

さあ、明日は土曜日。いつものように散策に出かけることが出来るだろうか。それもこれも、私の気まぐれな体調と、雨の降り具合次第である。頑張れ私。頑張れ空。


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