アントワープ

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少し気温が戻って半袖シャツにジャケット姿、復活。こうでなくては、と思う。6月なのだからこれくらいの薄着はしたい。本当を言えばジャケットなんて着ずに半袖姿で歩きたい。しかしそれも時間の問題だと思っている。そろそろ例年の気候に戻ってもよさそうなものだから。

君はこの夏日本に帰るのかい? そう聞いてきたのはベルギーの友人だ。昨年の春の終わり、そして初夏の始まりに妻と一緒にボローニャに訪れた彼。その頃は単なる知人だった。折角ボローニャに来るのだから、美味しい昼食と愉しい散策を共にしたら良いだろうと思い、仕事を一日休んで待ち合わせのサン・ペトロニオ教会の前に行ったところ、自分たちの為に仕事を休んできたことについて彼らは大そう喜び、感動したようだった。そして長い昼食、カフェでのお喋り、その後の旧市街の散策を終える頃には私達は互いを旧友と錯覚するほど腹を割って様々なことを話せるようになっていた。それ以来、彼らとの交流が続いている。週末が来るたびに、週末の愉しい計画を交換すべくメッセージを送りあったり。旅が好きな夫婦で、ひとり娘と3人で様々な場所に足を運ぶ。最近も2週間の旅から帰ってきたばかりだ。それで、君はこの夏日本に帰るのかい? の質問は、昨年ボローニャで会った時、翌夏日本の家族に会いに行くと私が言ったからである。ううん、来年の夏に延期になったと返事をすると、ならば僕らのところに来ないかと言った。僕らのところとはアントワープのことで、冬は寒いし暗いから、夏に訪れるのが良いとずっと誘われているのである。しかし不思議なことに私は冬のアントワープに魅力を感じているのだ。それについてはまだ秘密にしている。何故なら彼らは夏のアントワープが一番だと思っているし、それに知っているのだ、彼らは庭で一緒にバーベキューを愉しみたいことを。冬が長いヨーロッパの国の人達は夏のバーベキューに特別な思いを寄せているから。親しい人が寄り集まって愉しく賑やかに過ごすバーベキュー。そんなことをあの日のお喋りの中で話していたっけ。
誰かが訪問を楽しみにしてくれるのは嬉しいことだ。待ちくたびれてしまわないうちに、それから旅を堪能できる元気があるうちにアントワープを訪れたいと思っている。今年の夏はもう予定があるけれど、ならば冬の始まりはどうだろう。長い旅である必要はない。ほんの数日。小さな鞄に着替えを詰め込んで、ふらりと訪れることが出来たら素敵だ。バーベキューはできないけれど、代わりに美味しい赤ワインを。つまみは愉しいお喋り。計画してみようと思う。

今日も夕方雨が降った。このところ毎日夕方雨が降る。それが悔しいほどの小雨で。こんな小雨なら降らなくても良かったのではないかと文句を言いたくなるほどの小雨。明日は傘を差さずに済めばいいと思う。もうしばらく雨は、良いのではないかとも思っている。私達に太陽を。私達は太陽の光が必要。




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緩い気持ち

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昨晩の満月は姿を現さなかった。満月は存在していた筈だけど、雨雲の向こう側に居た筈だけど。今夜はどうだろうかと期待したが、全くの期待外れだった。それで明日はどうなのだろうかと、淡い期待を寄せるのだ。今日の最高気温は20度。案外涼しいものだ。最近半袖シャツにジャケットという姿を愉しんでいたが、半袖では不充分、ということでジャケットの中に長袖を着て家を出た。正解だったと思う。こんな日に格好つけて体を冷やしたら損をするから。それにしても4月から、これほど雨が降った年は初めてのこと。私の行動範囲は大きな被害には遭っていないけれど、それだってこれほど雨が降れば地盤が緩むと言うものだ。山に住んでいる人達は大丈夫だろうか。低い土地に住んでいる人達は大丈夫だろうか。他人事ではないと思っている。明日は我が身とはよく言ったものだと思う。
それにしても菩提樹の花が咲き乱れ、私は再びアレルギー性鼻炎に悩まされている。あの美しい緑の菩提樹は私の大好きな樹であるけれど、そしてあのシンプルで素朴な花は素敵以外の何でもないけれど、此の花が咲くと私の鼻はパニックになるのだ。だから数日前から投薬を始めた。おかげで昼間の眠いことと言ったら。
それでも私は菩提樹が好きだ。今住んでいる家はとても小さいけれど、もっと広い家が好みではあるけれど、それでもどの窓からも樹を眺めることが出来る。それがこの家に決めた理由だった。菩提樹にしても栃ノ木にしてもアカシヤの樹にしても。それから隣の敷地の大きな4本の樅ノ木にしても。これらの樹がなかったらこの家に住もうなどとは思わなかったに違いない。だからアレルギー性鼻炎と葛藤しながらもここに居る。これらの樹が存在する限り。

仕事帰りに旧ボローニャ大学に立ち寄った。時々気が向くと立ち寄る場所だ。此処に来るとほっとする。私は少し疲れている。人の言葉に疲れている。みんな何を苛立っているのか。もっと緩い気持ちでいこうよ。




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坂のある街

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昨晩雨が降って空気がひんやりした。そして雨が連れてきた湿度。世の人々は此れを喜んでいるだろうか、それとも私同様がっかりしているだろうか。いつの頃からか湿度が身体に堪えるようになった。病気でもないのに何となく体調が冴えない。日本に生まれて育った私は慣れている筈なのに。あの長い梅雨を毎年通過していたのだから。
と言いながら、案外こんな天気も好きだ。雨が降った後の、晴れることもなく何となく空が曇った日。それが秋冬の季節ならば気分が低下するといいものだけど、初夏ならば、こんな天気もあり、そんな風に思える。それに空が曇った日はテラスのゼラニウムの赤い花が更に鮮やかに見えるから。菩提樹の新緑も同様で、晴れた日よりも美しく見えるのだから不思議。

6月は私が昔暮らしていたアメリカの街では週末ごとにあちらこちらでストリートフェアが多く催される月だった。大好きだったフィルモア・ストリート。湾へと長く続くあの通りに特別な想いがあるのは、私がまだ単なる旅行者としてあの街を訪れていた頃から足繫く通っていたからに違いない。洒落た文房具などが置かれた店。店に入るといい匂いがした。ヒーリングという言葉がまだ流行っていなかった頃から、あの店はそうしたことをテーマにしていた。聞いたことのない言葉だったから、ましてや英語なんて全然解らなかったから、幾度聞いても理解できなかった。やっと解るようになったのは、あの街に暮らし始めてからのことだった。フィルモア・ストリートには小さな感じの良いカフェが幾つもあって、時々簡単な昼食をしに行った。特に好きだったのはスープの店。美味しくて健康的でしかも低料金。だからこの店に通う人は多くて、平日だって混んでいたから週末などは話にならなかった。その先の左角には大きな家具店があって、見るだけの客が沢山居た。あの店、今考えると欧州からの輸入家具だったのではないだろうか。洗練されていて優雅で、こんな家具を置いたアパートメントで暮らしたいと誰もが夢を見た。その先へ行くとセレクトショップなるものがあって、男友達の買い物に付き合った事がある。紫色がかった上等な生地のスーツは着てみると素晴らしくて、彼はこんな色は気恥ずかしくてなんて言ったけれど、結局購入して多くの人から褒めらようだ。それはそうだ、あんな上等な生地の格好いいスーツ、そうそう見つかりはしない。あの日、あの店で私も美しいベルギー製のコートを見つけたのだが、到底手が届かない値がついていて、諦めねばならなかった。あの頃の私には身分不相応だったから、見せて貰えただけでも有難う、そんな気分だったのを覚えている。その先には気をつけていなければ通り過ぎてしまうような小さい地味なレコード屋があった。入って左手には壁ぎっしりにカセットテープが並び、手前の棚には33回転レコード、反対側の壁にはCDが並んでいて、いつ行っても同じ男性が居た。明るい色の髪を肩まで伸ばした40歳前後の人だった。多分彼が店主で、ひとりで営んでいる店なのだ。音楽の種類が偏っていた。私の好みが其れに合っていたのは幸運だったと思う。片言であれが欲しい、此れが欲しいと言う私にあまりオーガナイズされていない棚から探し出してくれて。その先の左手に在る美しい姿の教会を超えると一気に下り坂になって湾へと向かう。店らしいものはもうないから、ひたすら湾を眺めながら坂道を下るのだ。あの頃から人混みが好きでなかったから、混雑するストリートフェアの週末にこの通りを訪れることはなかった。平日や土曜日の昼下がりが好きだった。ぶらぶら歩き。時間など気にすることなく。
ところで、この通りにTEN-ICHIという日本のレストランがあった。店主は知人の友人で、学生だった私に少しでも収入を与えようと店の手伝いの仕事を提供してくれた。週末の晩の数時間だけ。ところが私ときたらレストランの仕事は生まれて初めてで、あまりに要領が悪かった。それでも辛抱強く教えてくれた店主夫婦は大変親切だったと思う。それもツマラナイ問題に巻き込まれて辞めねばならなかったけど、私は時々思い出す、あの素敵な夫婦のことを。今も店が存在するようだけど、経営者は同じだろうか。何時かもう一度会えればいいと思っている。あれから長い年月が経ってしまったけれど、あの坂のある街を訪れて、挨拶に行きたいと願っている。

早い夕方に大雨が降った。夕立ちみたいな感じの。あまりに風が強いのでテラスの植木鉢が飛んでいきはしないかと心配だった。雨がやんで強かに濡れた樹々と地面。今夜は満月だと言うのに。空は晴れるだろうか。心待ちにしていた満月は顔を見せるだろうか。





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初夏

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朝、爆音で目が覚めた。爆音といっても爆発したわけではなく、草刈りの音。どうやら近所の庭らしい。起きて窓の外を眺めたら、居た居た、庭師がふたり掛かりで草刈りをしていた。もう少し眠っていたかったのにと思いながら時計を見たら、それほど早い時間でもない。観念して朝食の準備をした。今朝は曇り空。雨が降ると言われていた土曜日だから驚きはしない。けれども朝食を終える頃には晴れて気温もぐんぐん上がり、明るい初夏の空になった。折角の3連休なのだ、こうでなくては。

土曜日は私の散策デー。遠出が出来たらもっと嬉しいに違いないけれど、ボローニャ旧市街を時間を気にすることなく元気に歩けるだけでも充分嬉しい。こんなことくらいで嬉しく思えるのを私は幸運だと思っている。ささやかなことも愉しめる術をいつの間にか身に着けた。
旧市街は混雑していた。ボローニャ市民というよりは旅行者。ボローニャ市の公式ガイドがグループを連れて歩く姿を幾つも見て、ボローニャにもこうした旅行者が来る時代になったのだと驚く。ボローニャに旅行者。昔はあまりピンとこなかった話である。コロナ以前だって、ボローニャにこれ程の旅行者が訪れたことはないと思う。人が少ないのが好きな私ではあるけれど、街の活性化のために嬉しく思った。何しろここ数年の間に多くの店が姿を消したから。頑張っている残りの店だけでも活気づけばよいと思う。
七つの教会群の広場で骨董品市があるかもしれないと思って足を運んだが、がっかり、多分来週だ。最近私はこの骨董品市で小さなブローチなどを見つけるのが好きなのである。銀製が良い。でもベークライト製でも良いのだ。なかなか良いと思っても、何しろ妥協はしない性質なのでなかなか購入には至らない。そして見て気に入るだけでなく、此れを身につけようと思えるものでなければ。骨董家具にしても何にしても、購入して満足したくない。購入したものは使わなくてはね、というのが私流なのである。
まあ、そういう訳でがっかりしながら広場を通り抜けたところでいつものカフェに吸い込まれた。カップチーノと小さな菓子をひとつ。ここで休憩すると、ああ、土曜日だなあ、と思う。私にとって此の場所はは土曜日のカフェ、なのである。
歩きながら昨晩のことを思い出した。珍しく相棒がチーズケーキを手に提げて帰った。彼は知人から、あの店のチーズケーキが美味しいと聞いたらしく、最近元気がなかった私を喜ばせるために購入したそうだ。夕食を終えて、例のチーズケーキを切り分けて食べたところ、うん、美味しい。けれどもとても甘かった。でも言うまいと思っていた、何しろ私を喜ばせるために買ってきてくれたのだから。その気持ちだけでも充分嬉しいから。ところが相棒が口を切った。甘い、こんなに甘いなんて。僕ですらそう思うのだから、君には甘くて甘くて手に負えないんじゃないかい?そう言われれば仕方ない、正直な感想を述べると、彼はがっくりと肩を落とした。でも、喜ばせようと思った気持ちが私は嬉しい。甘いけれど全部食べよう。そう言って相棒を促し、ふたりで食べ切った。その後にやって来た甘さによる頭痛。甘いもので頭痛だなんて生まれて初めてだとふたりして笑ったものだ。いやあ、本当に甘かった。思いやりとか愛情は、こんなに甘くて辛いものなのだ。
汗をかいた。気持ちの良い汗だ。普段座ってパソコン作業ばかりしているから、こういう汗が必要だった。昔は早朝に、それから仕事の後に公園の周りを走ったものだけど、今はそうしたことはしていないから、歩くことが唯一の運動みたいなものである。しかしそれも昔ほど長時間は歩けなくなった。もう若くないなんて言いたくないけれど、此れが現実。現実を受け入れて、今の自分に出来ることをすればよいと思っている。週に一度の散策デー。雨が降らなくてよかった。

夕方になっていよいよ雲行きが怪しくなった。空に大きな黒い雲と冷えた風。そして遠い雷。それが実に初夏らしくて心が躍った。怖がりの猫は引き出し箪笥の下に潜り込んで出てこない。そして雷が鳴り止んで空が晴れ始めた頃、ぽつぽつと雨が降り出した。天気雨。これもまた初夏の印。




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嬉しい6月

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6月。今までの人生でこれ程6月を迎えて嬉しかったことはない。何故もこう嬉しいのかは幾ら考えても思いつかないけれど、嬉しいものは嬉しい、それで良いではないか。それに天気が良い。ようやく気候が安定したらしく、連日の半袖姿がこれまた嬉しい。半袖シャツに足首を出してモカシンシューズを履けば、気分がアップしない筈がない、というのが私の感覚。他の人はどんなことで気分がアップするのだろう。美味しいものを頂いた時。大好きな人と声を交わした時。それとも単に新しい朝を迎えただけでも。
6月2日は祝日。イタリア共和国記念日である。今年は此れが金曜日にあたったので世間の多くの人は3連休。3連休を利用して遠出を愉しむ人も居れば、連日出たり入ったりの愉しい予定を愉しむ人も居る。私は特に愉しい企画はないけれど、ゆっくりと流れる時間を愉しもうと思っている。今の私に必要なのはこんなこと。そしてこんなゆっくり流れる時間を過ごすことが一番基調に思えるのだ。テラスの角に茂りに茂ったジャスミンの蔓。何時になっても花が開かずどうしたものかと思っていた。もう一角には別の種類のジャスミンが既に花を咲き終えているというのに。いつもなら5月早々開花するが、気が付けば6月。しばらく続いていた私の思い悩みが感染してしまったのだろうかと気になっていたのだが、今朝窓を開けて見つけた、小さな白い花がみっつ。これから次々と花を咲かせるのだろう。膨らんだ小さな白い蕾を見つけて小さな安堵の溜息が零れた。

昨夕、3連休を前にしてあまりに気分が良かったので、久し振りに寄り道ワインを愉しむことにした。店は幾つもあるけれど、気楽に足が向くのは旧フランス屋の店主が営む店。旧市街の行きやすい場所にあること、店が大通りに面していないこと、店内が広いこと、そして店主夫婦や娘、名も知らぬ常連客達との他愛ない話が楽しめること。理由は多分そんなところだ。遅い時間帯には混むようだけど、私がふらりと立ち寄る午後6時半くらいは大抵数人の客しかいない。しかも大抵の客はテラス席に好んで座るので、私が好きな店内のカウンター席には誰も居ない。急に気温が上がったので冷えた美味しい白ワインを注文したらフランスは南のほうのフルーティーなワインを注いでくれた。なかなか好みだった。旧市街の屋敷に住んでいる店主夫婦だ。もしや彼らの家にも先週見て歩いた秘密の中庭なるものが存在するのではないかと思って訊いてみたら、庭は無いと言う。だから、と言って店主は面白いことを話し始めた。
店主夫婦、特に妻は猫が好きで、4匹の猫を飼っている。それがどの猫も人に頼まれて引き取った猫。妻は素晴らしいビジネスウーマンで忙しい身であるが、だからといって気持ちに余裕がないこともなく、こんな風にして猫を引き取って育てる素敵な人だ。それで猫は庭の代わりにテラスに出て外の空気を愉しみ、時には屋根に上るのだそうだ。落ちることはなくちゃんと時間になると家の中に帰ってくる。成程、それなりの年齢の猫なのね、と言う私に、店主がにやりとした。
家に5匹目の猫が来たと言う。妻の友人は2匹の猫を飼っていたが、兎に角喧嘩ばかり。それで1匹貰ってくれないかという。うーん、うーんと考えた挙句、4匹も5匹も変わらないかと思って引き取ることにしたのだそうだ。その話に彼の妻のおおざっぱで、しかし優しい良い性格が表れていると私は頷く。真っ白の長い毛のメス猫。避妊したほうが良かろうと獣医に連れて行ったところ、避妊はできないと獣医は言う。何故なら妊娠しているから、と。えー、っと驚いているうちに5匹の子猫が生まれたそうだ。母猫そっくりの白猫が4匹、グレーの縞猫が1匹。4匹だった猫があっという間に10匹になって、現在家の中は猫だらけ。あはは、10匹!愉しいわねえ、と歓喜する私に、店主は笑い事ではないと目をぐるぐるさせたので、私はもう一度大きな声で笑った。写真を見せて貰った。とても可愛い。10匹で大変そうだけど、多分この夫婦は10匹をずっと可愛いがることだろう。
ところでこの店で働き始めた新しい料理人。父親か母親がセイシェル島出身で、見た目とてもミステリアスな小柄な女性。料理も菓子も腕がいいと店主が誉めていたけれど、注文もしていないのに出てきた小さな料理を摘まんで驚いた。えー、何なの、この美味しいのは。この料理人は宝、逃がしてはいけないと囁く私に、店主もうん、と頷く。彼女の菓子を購入して家に帰り、夕食後に相棒と分けて食べたら、何だい、この美味しいのは、と相棒が言うので笑った。お喋りしながらの美味しいワインだけでなく、新しい料理人の小さな料理と菓子。これから寄り道ワインの回数が増えそうな予感。

気持ちのよう祝日の昼下がり。近所は何処も留守らしく静かでよろしい。風にそよぐジャスミンの蔓。鳥の囀り。猫のいびき声。幸せな午後。




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